“Tits”
Great
The
Kabukicho

“Tits”
Great
The Kabukicho

¥5,500 (in TAX)
182x257mm / 64P / Color
Limited Edition of 500
First published in Japan, 2021

“Tits”
Great
The Kabukicho

あらゆる「本物」を探し、自らが奮い立つ瞬間、場所、人を求め国内外を縦横無尽に駆け巡る写真家、グレート・ザ・歌舞伎町。
「祝祭」の撮影をライフワークにするグレート・ザ・歌舞伎町にとって、音楽家、舞踊家、舞踏家、役者、芸人……古典から現代に至るまで、舞台のライブ撮影は、時として祭のそれと同じ意味を持つ。

『Tits』は、「おっぱいで世界平和♥」をモットーに、2021年6月デビューから11年を迎えた踊り子 、鈴香音色を3年にわたり撮影したドキュメンタリー写真集 。2018年正月、今はなき「DX歌舞伎町ミュージック劇場」の新春公演中に行われた稀有な演目【nyotai:nk】(鈴香のストリップとグラフィティライター5名によるコラボレーション)をきっかけに彼女に出会い、そのオリジナリティに魅了されたグレート・ザ・歌舞伎町が、各地のストリップ劇場内外で撮りおろした。

昭和の全盛期、全国に300軒以上あったストリップ劇場は、現在18軒と風前の灯火だ。本書では、北は「ライブ・シアター栗橋」(埼玉県久喜市)から、「新宿ニューアート」、「DX歌舞伎町ミュージック」(東京都新宿区)、「川崎ロック座」(神奈川県川崎市)、南は九州唯一の劇場である「A級小倉劇場」(福岡県北九州市)まで、5軒の劇場を取り上げ、巻末に鈴香音色のインタビューも収録。

失われゆく“大らかで愉快な日本人の精神”と“粋な大人の遊び場”を活写した貴重な記録であり、大いなる女性賛歌でもある。

グレート・ザ・歌舞伎町

写真家。東京生まれ。主に雑誌や広告、ライブ撮影で活動。
これまでに、『抱くことば』ダライ・ラマ14世との共著(イースト・プレス)、『どうぞ【DOUZO】』、『若松孝二』(TOKYO CULTUART by BEAMS)、『Great The Kabukicho』(Doumori Publishing)、『OUTSTANDING』(STUSSY)、『RED EYE BLACK CAT』(BlackEyePatch)、『どうよ【DOUYO】』などの作品集がある。
https://greatthekabukicho.com/

“Tits”
Great The Kabukicho

¥5,500 (in TAX)
182x257mm / 64P / Color
Limited Edition of 500
First published in Japan, 2021

CONCEPT

DOCUMENT MARKERは、インディペンデントな極小出版社です。
インターネットやSNSが発達し誰しもが発信できるようになった今、自分が必要だと思う情報以外は逆にどんどん自分の周りから消え去っていくようになりました。
そんな中、独自の視点を持つ作家が独自の手法で伝える、ともすると淘汰されがちだけれども何か引っ掛かる事象を紙に記録し、手から手へとアナログに伝えていくことを目的にこのレーベルを立ち上げました。
どうしても持っておきたいと思えるようなものを、作家たちとの密なコミュニケーションを通じて、大量生産では実現できないアプローチで本作りをしていけたらと思っています。